【2025年マイベスト本】ブックキュレーターが選ぶおすすめ11冊はコレだ!

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対象作品は本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』を含む12万作品以上!
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27年ぶりに芥川賞・直木賞が受賞作なしとなった2025年。みなさんはどんな本と出会いましたか?
この記事では、「2025年マイベスト本」と称して、2025年の一年間でRUKI BOOKS管理人るきが実際に読んだ240冊の本の中から、おすすめの11冊を紹介します。
無料で読める作品もあるので、ぜひ選書の参考にしてくださいね。
2025年マイベスト本ランキング

2025年マイベスト本に選んだ大賞1作品+入選の各部門10作品を紹介します。
\ 2025年マイベスト本の一覧はこちら /
| 受賞部門 | 装丁 | タイトル | 著者 | 出版社 |
|---|---|---|---|---|
| 大賞 | ![]() | イン・ザ・メガチャーチ | 朝井リョウ | 日経BP |
| ほっこり部門 | ![]() | ありか | 瀬尾まいこ | 水鈴社 |
| 絆部門 | ![]() | 問題。 | 早見和真 | 朝日新聞出版 |
| 感動部門 | ![]() | 龍の守る町 | 砥上裕將 | 講談社 |
| 名言部門 | ![]() | さよならジャバウォック | 伊坂幸太郎 | 双葉社 |
| 爽快部門 | ![]() | イクサガミ神 | 今村翔吾 | 講談社 |
| 期待部門 | ![]() | カット・イン カット・アウト | 松井玲奈 | 集英社 |
| 社会派部門 | ![]() | ブレイクショットの軌跡 | 逢坂冬馬 | 早川書房 |
| ミステリ部門 | ![]() | 青の純度 | 篠田節子 | 集英社 |
| コミカル部門 | ![]() | 本でした | 又吉直樹 ヨシタケシンスケ | ポプラ社 |
| アンソロジー部門 | ![]() | あえのがたり | アンソロジー | 講談社 |
るきそれでは全11作の選出理由とおすすめポイントを解説していきます
①大賞『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ


\ 推し活の闇を描く圧倒的リーダビリティ /
あらすじ あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側。世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
| タイトル | イン・ザ・メガチャーチ |
| 著者 | 朝井リョウ |
| 出版社 | 日経BP |
| 単行本発売 | 2025年9月 |
| キーワード | 推し活、アイドル |
-
- ほのぼの
- 3
-
- ドキドキ
- 5
-
- ウルウル
- 3
-
- ズッシリ
- 5
-
- スッキリ
- 4



私も将来“インスタント味噌汁の溶け残りを無言で掻き混ぜるだけの生命体”にならないように気をつけたいと思います
②ほっこり部門『ありか』瀬尾まいこ


5歳の娘を育てるシングルマザーの物語。とにかく愛おしい、優しさに満ちた至福の作品。子供は親を悩ませ不安にさせるけれど、それ以上に強くしてくれる存在。自分とって最も優先すべき、一番大切なものが何かを思い出させてくれる一冊です。子供の愛おしさを描かせると右に出る者なし。文章に、文字に、瀬尾まいこさんが詰まっている。
\ 本屋大賞「バトン〜」にも負けず劣らず愛おしい /
あらすじ 母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするが。本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』など、人々のかけがえのない関係性を紡ぎ続けた瀬尾まいこが描く、あなたの小さな、でも確かな支えとなる感動の物語。
| タイトル | ありか |
| 著者 | 瀬尾まいこ |
| 出版社 | 水鈴社 |
| 単行本発売 | 2025年4月 |
| キーワード | 愛、家族 |
-
- ほのぼの
- 5
-
- ドキドキ
- 3
-
- ウルウル
- 5
-
- ズッシリ
- 3
-
- スッキリ
- 5



読んでいる間、ずっと目尻が下がりっぱなしの愛に溢れた物語でした
③絆部門『問題。』早見和真


\ 「アルプス席の母」をも凌ぐ最高傑作! /
あらすじ 小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒むのか。中学受験に挑む娘と父の姿を通して、家族の成長を描く感動作。人気シリーズ「店長がバカすぎて」の山本猛店長も登場!!
| タイトル | 問題。 |
| 著者 | 早見和真 |
| 出版社 | 朝日新聞出版 |
| 単行本発売 | 2025年3月 |
| キーワード | 中学受験、反抗期 |
-
- ほのぼの
- 5
-
- ドキドキ
- 4
-
- ウルウル
- 5
-
- ズッシリ
- 3
-
- スッキリ
- 5
『問題。』はAmazonオーディオブック「Audible」の聴き放題対象作品です。
\ 初回30日間無料 /



ぜひ「さらば!店長がバカすぎて」と共に読んでみてくださいね
④感動部門『龍の守る町』砥上裕將


過去には水墨画家や視能訓練士といった、ニッチな職業の作品を描いてきた砥上裕將さん。今作は消防士という人気職業、かと思いきや指令室と呼ばれる“119番通報の電話番”として働く消防士の物語です。当然消防士にも様々な役割があり、消防署の頭脳として奮闘する姿が本書の見どころ。水害からの復興に苦しむ町の再生。もの悲しさの中にも温かみを感じる、とても素敵な作品でした。
\ いま日本人にとって必要な防災小説 /
あらすじ 魚鷹(みさご)が見守る町で、秋月龍朗は最高の消防士だった。五年前のあの日、濁流が町と彼の心に、癒えない傷跡を刻むまでは。現場を追われ、辿り着いた指令室。そこは、同じ痛みを抱える仲間たちと、声だけで命を繋ぐ場所。炎の中から命を救ってきたその手で、男は今、受話器を握る。町と、そして自分自身の再生をかけた静かな闘いが、いま始まる。
| タイトル | 龍の守る町 |
| 著者 | 砥上裕將 |
| 出版社 | 講談社 |
| 単行本発売 | 2025年11月 |
| キーワード | 消防士、水害 |
-
- ほのぼの
- 4
-
- ドキドキ
- 4
-
- ウルウル
- 5
-
- ズッシリ
- 4
-
- スッキリ
- 4



消防士という職業へのリスペクトを感じずにはいられません
⑤名言部門『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎


2025年で作家デビュー25周年。言わずもがな数々の名言を世に残してきた伊坂幸太郎さんですが、今作も安定の伊坂クオリティでした。「過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる」繰り返し使われるこのフレーズに痺れました。いつもの軽快な言葉のキャッチボールに、物語の疾走感。加えて、今作は「鏡の国のアリス」のようにシームレスに場面が切り替わる不思議な世界観。この心地よさが大好きです。
\ 鏡の国のアリスを想起させる伊坂ワールド /
あらすじ 結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。私が殺したのだ。途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。「量子さん、問題が起きていますよね?中に入れてください」と。
| タイトル | さよならジャバウォック |
| 著者 | 伊坂幸太郎 |
| 出版社 | 双葉社 |
| 単行本発売 | 2025年10月 |
| キーワード | 亀、音楽 |
-
- ほのぼの
- 5
-
- ドキドキ
- 3
-
- ウルウル
- 3
-
- ズッシリ
- 3
-
- スッキリ
- 4



デビュー25周年の集大成とも呼べる作品です


⑥爽快部門『イクサガミ 神』今村翔吾


Netflixで映像化され、もはや全世界に面白さが知れ渡ってしまった「イクサガミ」シリーズの完結編。京都から始まった蠱毒の旅も東京に舞台を移し、ついに終焉を迎えました。振り返ってみると濃密すぎるほど濃密で、読後はイクサガミロスになるほど。幕引きの仕方も余韻を感じるもので、個人的には好みでした。歴史デスゲームと呼ぶと陳腐に聞こえますが、エンタメ小説の最高峰と言える作品です。
\ エンタメ小説の最高峰!堂々のイクサガミ完結編 /
あらすじ 最終決戦、開幕。東京は瞬く間に地獄絵図に染まった。血と慟哭にまみれる都心の一角で双葉は京八流の仇敵、幻刀斎に出くわしてしまった。一方の愁二郎は当代最強の剣士と相まみえることに。戦う者の矜持を懸けた「蠱毒」がとうとう終わる。八人の化物と、少女一人。生き残るのは誰だ。
| タイトル | イクサガミ 神 |
| 著者 | 今村翔吾 |
| 出版社 | 講談社 |
| 単行本発売 | 2025年8月 |
| キーワード | 明治時代、銃 |
-
- ほのぼの
- 3
-
- ドキドキ
- 5
-
- ウルウル
- 3
-
- ズッシリ
- 4
-
- スッキリ
- 5
『イクサガミ 神』はAmazonオーディオブック「Audible」の聴き放題対象作品です。
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イクサガミシリーズは四部作!「天→地→人→神」の順番にどうぞ
⑦期待部門『カット・イン カット・アウト』松井玲奈


元SKE48のセンター松井玲奈さんが描く舞台演劇関係者の群像劇。松井さんの作品は個人的に本作が初読み。大変失礼ながらも、作品の完成度は期待以上でした。物語の構成、文章の表現力、心情描写のリアリティ。どれをとっても逸品で、正直驚かされました。次作以降は大きな文学賞も狙えるのでは!ということで期待部門に見事入選です。
\ 作家・松井玲奈の技巧が光る群像劇 /
あらすじ 著名な劇作家・野上が主宰する劇団の新作公演初日まで、残り3週間。晴れてヒロインに選ばれた元国民的子役のアイドル・中野ももは、野上の厳しい指導に応えることができず、徐々に追い詰められていた。どうにか端役を手にしたとある中年の女優は、中野ももが憔悴していく様子を気に掛ける。そして、やってきた公演初日。幕が上がった瞬間、二人の人生は大きく変わる!
| タイトル | カット・イン カット・アウト |
| 著者 | 松井玲奈 |
| 出版社 | 集英社 |
| 単行本発売 | 2025年3月 |
| キーワード | 舞台演劇、女優 |
-
- ほのぼの
- 3
-
- ドキドキ
- 4
-
- ウルウル
- 3
-
- ズッシリ
- 5
-
- スッキリ
- 4
『カット・イン/カット・アウト』はAmazonオーディオブック「Audible」の聴き放題対象作品です。
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これが芸能界のリアルか…と思ってしまいます
⑧社会派部門『ブレイクショットの軌跡』逢坂冬馬


2022年に本屋大賞を受賞した「同志少女よ、敵を撃て」に代表されるように、歴史小説家のイメージが強い逢坂冬馬さん。本書は過去作と全く違った印象の現代クライム小説です。SUV車、経済、投資と男性が好みそうな要素をたんまりと盛り込み、600ページを超えるボリュームで一見関係のない物語たちが集結していく様相は爽快。やはり長編の描ける作家さんはすごい。惜しくも直木賞受賞は逃したものの、とても新鮮で味わい深い作品でした。
\ 逢坂さんの新境地を見た私的直木賞 /
あらすじ マネーゲームの狂騒、偽装修理に戸惑う板金工、悪徳不動産会社の陥穽、そしてSNSの混沌と「アフリカのホワイトハウス」――移り変わっていくSUV車ブレイクショットの所有者を通して、現代日本社会の諸相と複雑なドラマが展開されていく。人間の多様性と不可解さをテーマに、8つの物語の「軌跡」を奇跡のような構成力で描き切った、『同志少女よ、敵を撃て』を超える最高傑作。
| タイトル | ブレイクショットの軌跡 |
| 著者 | 逢坂冬馬 |
| 出版社 | 早川書房 |
| 単行本発売 | 2025年3月 |
| キーワード | SUV、ビリヤード |
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- ほのぼの
- 3
-
- ドキドキ
- 5
-
- ウルウル
- 3
-
- ズッシリ
- 4
-
- スッキリ
- 4
『ブレイクショットの軌跡』はAmazonオーディオブック「Audible」の聴き放題対象作品です。
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これってリ●大がモデルでは…とニヤけてしまいます
⑨ミステリ部門『青の純度』篠田節子


2025年は個人的に「人探しミステリ」とたくさん出会った一年でした。その中でも、本書の読み応えは頭ひとつ抜けた存在。かつて日本で一世風靡した画家の消息を追うアートミステリです。雑誌に掲載する許可をもらうためにハワイへ渡ったところから、思わぬ方向へと舵をきりリーダビリティ抜群。作者の篠田節子さんは今年で70歳のベテラン作家であり、円熟味あふれる技巧が施された作品でした。
\ ハワイが舞台のサスペンスフルなアートミステリ /
あらすじ 最年少で管理職となり、仕事一筋で駆け抜けてきた編集者・有沢真由子。五十歳の誕生日を迎え、つかの間の息抜きに訪れたリゾートホテルで、彼女は一枚の絵画と出会う。ジャンピエール・ヴァレーズ――バブルの時代に煌びやかな海中画で大衆の心を掴み、一方で当時悪質商法が話題にもなった、“終わった画家”。煌びやかな「バブル絵画」の裏に潜んだ底知れぬ闇に迫る、渾身のアート×ミステリー大長編!
| タイトル | 青の純度 |
| 著者 | 篠田節子 |
| 出版社 | 集英社 |
| 単行本発売 | 2025年7月 |
| キーワード | ハワイ、マリンアート |
-
- ほのぼの
- 3
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- ドキドキ
- 4
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- ウルウル
- 3
-
- ズッシリ
- 5
-
- スッキリ
- 4
『青の純度』はAmazonオーディオブック「Audible」の聴き放題対象作品です。
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ラッセン世代の方は懐かしさを覚えるはずです
⑩コミカル部門『本でした』又吉直樹・ヨシタケシンスケ


コミカル部門として、ちょっと変わり種の作品をノミネート。本書は芸人・又吉さんと、絵本作家・ヨシタケさんのコラボシリーズの2作目。お題に沿ったストーリーを創作する物語大喜利であり、フルカラーでイラストもあってハートフルで素敵な作品。中でも「本が好き」という又吉さんの短編が無茶苦茶よかったです。心が浄化されるようなカタルシスを覚えたのは久しぶり。涙なしには読めませんでした。この一作だけでも読む価値ありです。



又吉さんの「本が好き」ぜひ読んでみてね
⑪アンソロジー部門『あえのがたり』


加藤シゲアキさん、今村翔吾さん、小川哲さんの3人が発起人となり、豪華な書き手を集めた能登地震のチャリティー作品。まず書き手の10人が今をときめく私の大好きな作家ばかり。もし自分に書き手を選ぶ権限があるなら(妄想)、この10人を選ぶんじゃないかというほどオールスター・アンソロジー。個人的装丁オブ・ザ・イヤー2025にも選出した、額縁に入れて飾っておきたいほど美しい装画にも注目です。
\ 十人十色の豪華おもてなしアンソロジー/
あらすじ 2024年元日、能登半島を襲った大地震によって多くの人が傷つけられました。奥能登地域の農家では、古くから稲作を守る“田の神様”を祀り、感謝をささげる「あえのこと」という儀礼が行われてきました。「あえ=おもてなし」、「こと=祭り」をあらわします。物語によるおもてなし「あえのがたり」のために集まったのは、今もっとも新作を待たれている10人の小説家による、1万字のおもてなし。
| タイトル | あえのがたり |
| 著者 | アンソロジー(10人) |
| 出版社 | 講談社 |
| 単行本発売 | 2025年1月 |
| キーワード | 能登、おもてなし |
-
- ほのぼの
- 4
-
- ドキドキ
- 3
-
- ウルウル
- 4
-
- ズッシリ
- 4
-
- スッキリ
- 4



加藤シゲアキさんが描いた見惚れるほど美しい装丁にも注目です
以上がRUKI BOOKS管理人るきが選出した、2025年マイベスト本の大賞1作品+入選の各部門10作品の計11作品の紹介でした。
データで見る2025年の読書傾向


ここからはRUKI BOOKS管理人るきの2025年の読書傾向を、さまざまな視点で自己分析していきます。
2025年の読書量
2025年に読んだ本は240冊でした。月平均20冊ペースです。



昨年には劣るけれど、今年もたくさん読めました
私が本を読むのは平日の通勤電車と、休日の隙間時間だけ。読書のための時間はほぼありません。



それでなぜ年間240冊も読めるの?
それはAmazonオーディオブック「audible」の活用が非常に大きいです。
平日は朝の身支度の時間、洗濯物を干す・たたむ時間、休日は車の運転中、ランニング中など、なにか作業をしながら耳が空いている時間をオーディオブックの聴音に充てています。



audibleなら本一冊と同等の月額1,500円で聴き放題。
読書量を増やしたいなら本当におすすめです。
Amazonオーディオブック「audible」
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2025年の読書媒体
媒体別では、紙本・電子とオーディオブックの割合が半々。前述のとおりaudibleの活用が読書量を増やすポイントです。
また最近は新刊を電子書籍で購入する機会が増えました。私がよく使う電子書籍サイトはebookjapan、honto、DMMブックス、kindleです。物理的な紙への印刷、運搬、販売のコストがかかりにくいためか、セールやクーポンの配布が多くてお得です。



電子書籍なら新刊でも30~40%割引で買えることが多いです
電子書籍で読んで「やっぱり本棚に並べたい」と思った本は、文庫本が発売されたタイミングで紙本を再購入することも。紙vs電子は自分の中で永遠に結論が出ないので、そうやって折り合いをつけています。



本棚に並べたいけど省スペースも捨てがたい……
2025年の読書ジャンル
ジャンル別では文芸小説が中心。話題の本や、好きな作家さんの新刊は欠かさずチェックしています。
実用書やビジネス書は気になる分野があれば、同じテーマで書かれた本をまとめて3冊ほど読んで偏りがないようにインプットするようにしています。



最近はメタバースの本も読んでいます
2025年の作家別ベスト3
- 朝井リョウ、早見和真 6冊
- 伊坂幸太郎 5冊
- 寺地はるな、町田そのこ、森沢明夫、知念実希人、多崎礼 4冊
2025年に一番多く読んだ作家は朝井リョウさん、早見和真さんの2名でした。好きな作家さんの作品はコンプリートを目指して、過去作に遡って読んでいます。



朝井リョウさんは小説だけでなく、エッセイも超絶面白いですよ


2025年マイベスト本まとめ


RUKI BOOKS管理人るきが2025年に読んだ240冊の中から、大賞1作品+入選各部門10作品のマイベスト本合計11作品を選出しました。ぜひ選書の参考にしてくださいね。
\ 2025年マイベスト本の一覧はこちら /
| 受賞部門 | タイトル | 著者 | audible聴き放題(初回無料) |
|---|---|---|---|
| 大賞 | イン・ザ・メガチャーチ | 朝井リョウ | 対象外 |
| ほっこり部門 | ありか | 瀬尾まいこ | 対象外 |
| 絆部門 | 問題。 | 早見和真 | 対象 |
| 感動部門 | 龍の守る町 | 砥上裕將 | 対象外 |
| 名言部門 | さよならジャバウォック | 伊坂幸太郎 | 対象外 |
| 爽快部門 | イクサガミ神 | 今村翔吾 | 対象 |
| 期待部門 | カット・イン カット・アウト | 松井玲奈 | 対象 |
| 社会派部門 | ブレイクショットの軌跡 | 逢坂冬馬 | 対象 |
| ミステリ部門 | 青の純度 | 篠田節子 | 対象 |
| コミカル部門 | 本でした | 又吉直樹 ヨシタケシンスケ | 対象外 |
| アンソロジー部門 | あえのがたり | アンソロジー | 対象外 |


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- 2022年1月より聴き放題に生まれ変わったAmazonオーディブル
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