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【安壇美緒】どれから読む?ラブカ著者のおすすめ本|新刊から文庫本まで全3作品一覧

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安壇美緒(あだんみお)さんは、2023年の本屋大賞で『ラブカは静かに弓を持つ』が2位にランクインし、一躍ブレイクした人気急上昇中の作家さんです。

つき

安壇さんはラブカで初めて読んだけれど、
他にどんな作品があるのかな?

そんな方に向けて、この記事では安壇美緒さんの作品一覧とおすすめ本を徹底解説します。

るき

ラブカ以外の作品もおすすめです!

この記事を書いている人
  • ブックキュレーター
  • 2023年223冊読了
  • 週2~3回は本屋の空気を吸いに行く
  • 小説から実用書まで幅広く
  • 読了ポスト発信中(
るきです

この記事は、RUKI BOOKS管理人るきが実際に全3作品を読んだ感想をもとに作成しています。

目次

新刊から文庫本まで安壇美緒さんの全3作品一覧

新刊から文庫本まで安壇美緒さんの全3作品を一覧で紹介します。

\ 発売日の古い順に上から並べています /

No.装丁タイトル出版社単行本刊行文庫本刊行
1天龍院亜希子の日記集英社2018年3月2020年2月
2金木犀とメテオラ集英社2020年2月2022年2月
3ラブカは静かに弓を持つ集英社2022年5月未定
2024年時点の最新情報です(順次更新します)

安壇美緒さんの作品を読むおすすめの順番

安壇美緒さんの作品を読む順番は、どの作品からでもOKです。

安壇美緒さんの作品は一冊読み切りで作品間のつながりはないため、どの作品から読み始めても問題ありません。

つき

うーん、結局どれから読もうかしら…

るき

迷った方はラブカから読むのがおすすめ!

2023年の本屋大賞で2位を獲得した『ラブカは静かに弓を持つ』は評価が高いので、まずは本作から読み始め、作風が自分に合うと感じた方は他の作品も読んでみるのが良いと思います。

パターン①
  • ラブカは静かに弓を持つ
  • 天龍院亜希子の日記
  • 金木犀とメテオラ
パターン②
  • ラブカは静かに弓を持つ
  • 金木犀とメテオラ
  • 天龍院亜希子の日記

書店員さんの推薦コメント

ラブカが題名にあるだけあって、まるで深海のような静けさと重さを持った作品。

チェロの低く深い音ともリンクするようで、読み進めるうちに音楽に沈み込むような心地になりました。読後の余韻もたまらない。

本屋大賞2023 書店員推薦の声より

\ もっと詳しく知りたい方におすすめ /

本の雑誌編集部
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  • 著者の受賞コメント
  • 一次投票結果11位~30位のランキング
  • さらに31位以下の全結果
  • 書店員の推薦コメント

など、本誌には公式サイトには公表されていない2023年本屋大賞の詳細が掲載されています。

書店員さんの各作品の推薦コメントは読みごたえがありますよ。

るき

次にそれぞれの作品の内容を紹介します。

安壇美緒さん全3作品の感想・あらすじ

安壇美緒さんの全作品の感想とあらすじを紹介します。

安壇美緒さんの作品は、コンプレックスや背徳感を抱えながらも、自身の内面と向き合い葛藤する心理描写や人間関係が描かれていることが特徴です。読むと心が揺さぶられること間違いなし!

タイトルをクリックで詳細までジャンプ

日常を描いたリアリズム小説

天龍院亜希子の日記

「天龍院亜希子」という仰々しいタイトルとは裏腹に、平凡な男性会社員の日常を描いたリアリズム小説。登場人物が等身大で、仕事や恋愛で悩む20代の心情を絶妙な筆加減で表現している。朝井リョウさんの『桐島、部活やめるってよ』的な手法が施された”仕掛け”が面白い作品。

タイトル天龍院亜希子の日記
出版社集英社
単行本発売2018年3月
文庫本発売2020年2月
受賞歴2017年 小説すばる新人賞
キーワードブログ、仕事、恋愛
  • ほのぼの
    4
  • ドキドキ
    3
  • ウルウル
    3
  • ズッシリ
    4
  • スッキリ
    4

焦燥と成長を描く青春小説

金木犀とメテオラ

北海道の新設女子高校を舞台にした学園青春小説。ピアノは熟達・学業優秀で東京から進学した宮田佳乃と、地元出身で容姿端麗・成績トップの奥沢叶。クラスメイトでありライバルである2人の距離感の描き方が絶品。学生時代にこの感情を経験していない人はいないのでは。

タイトル金木犀とメテオラ
出版社集英社
単行本発売2020年2月
文庫本発売2022年2月
キーワード青春、友情、ピアノ
  • ほのぼの
    5
  • ドキドキ
    3
  • ウルウル
    3
  • ズッシリ
    3
  • スッキリ
    5

音楽×スパイ小説!?

ラブカは静かに弓を持つ

スパイ小説というと「007」のような銃撃戦を思い浮かべるかもしれないが本作はそうではない。著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむために、潜入調査員としてチェロ教室へと通う主人公。どこまでも自分の内面と葛藤していく、深海のように重厚な没入感が味わえる。

タイトルラブカは静かに弓を持つ
出版社集英社
単行本発売2022年5月
文庫本発売未定
受賞歴2022年 未来屋小説大賞
2023年 本屋大賞小説部門2位
2023年 大藪春彦賞
キーワードチェロ、スパイ、著作権
  • ほのぼの
    3
  • ドキドキ
    5
  • ウルウル
    5
  • ズッシリ
    5
  • スッキリ
    4

著者・安壇美緒さんについて

安壇美緒(あだんみお)さんの略歴を紹介します。

安壇美緒さんはこんな人
  • 1986年生まれ、北海道函館市出身
  • 早稲田大学 第二文学部卒業
  • 2017年『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞
  • 2018年 同作が刊行され小説家デビュー
  • 2023年『ラブカは静かに弓を持つ』で本屋大賞2位受賞

大学生のときから短い作品を書き始め、初めて執筆した長編小説『天龍院亜希子の日記』で新人文学賞を受賞した安壇美緒さん。

『ラブカは静かに弓を持つ』では音楽(チェロ)や著作権といった専門的なテーマを扱っていますが、もともと詳しかったわけではなくイチから調べて書き上げたそうです。

るき

『金木犀とメテオラ』は故郷・北海道が舞台。
郷土への想いを感じます。

つき

本屋大賞きっかけで読み始めた読者さんも多いのでは。
これからも追いかけたい作家さんです。

まとめ|安壇美緒さんのおすすめ作品

安壇美緒さんのおすすめ作品についておさらいです。

安壇美緒さんの作品は何冊発売されている?

現在、全3作品が刊行されています。

  • 天龍院亜希子の日記
  • 金木犀とメテオラ
  • ラブカは静かに弓を持つ

「新刊から文庫本まで安壇美緒さんの全3作品一覧」に戻る⇑

安壇美緒さんの作品を読むおすすめの順番は?

安壇美緒さんの作品は一冊読み切りで作品間のつながりはないため、どの作品から読み始めても問題ありません。迷った場合は評価の高い『ラブカは静かに弓を持つ』から読むのがおすすめです。

「安壇美緒さんの作品を読むおすすめの順番」へ戻る⇑

安壇美緒さんの作品の魅力は?

コンプレックスや背徳感を抱えながらも、自身の内面と向き合い葛藤する心理描写や人間関係に読み応えがあります。

「安壇美緒さん全3作品の感想・あらすじ」に戻る⇑

安壇美緒さんはどんな人?

  • 1986年生まれ、北海道函館市出身
  • 2018年『天龍院亜希子の日記』で小説家デビュー
  • 2023年『ラブカは静かに弓を持つ』で本屋大賞2位受賞

「著者・安壇美緒さんについて」に戻る⇑

安壇美緒さんのおすすめ作品は?

2023年の本屋大賞で2位にランクインした『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社)がおすすめです。

音楽著作権の潜入調査員を描いた作品で、深海のように重厚な没入感が味わえます。

安壇美緒さんの最新作は?

単行本の最新作は2022年5月に刊行された『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社)です。

戦慄きのラブカは実在する曲ですか?

『ラブカは静かに弓を持つ』の作中で登場する、諜報機関に所属する孤独な男が潜入先の敵国で居場所を見つけるスパイ映画の主題歌「戦慄き(わななき)のラブカ」は実在しない架空の曲です。

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