ブックレビュー｜『2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ』（NewsPicksパブリッシング）

未来予測本も種類がたくさんあるよ。
どんな本がいいの？

それなら、『2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ』
（NewsPicksパブリッシング）をおすすめするよ。

OK！ネタバレなしで紹介するね。

2人は今までにもタッグを組んで、共著を何冊も出版している名コンビだよ。

まずは冒頭の2つのキーワードから説明するね。

OK。それじゃあ、まずこの本を読み進めるのに2つの言葉を覚えよう。
つきは「空飛ぶ車」が何年後くらいに実用化すると思う？

本書では約10年後の2030年頃に実用化されると書いてあるよ。

うん。今まで個別に進歩してきた「エクスポネンシャル・テクノロジー」が融合して、
波をうつように加速度的に技術が進化していくんだ。

そう。まずは1つめの覚えてほしい言葉だよ。

そういうこと！今の延長線で考えるともっと先の話かと思うけど、
想像より何倍も早く「シンギュラリティ」がやってくると著者は主張してるよ。

これが2つめの覚えてほしい言葉。

テクノロジーの開発はどの国が進んでるか知ってる？

正解。だから未来予測本は、海外の著者が書いた洋書が多く流通しているよ。

そう。しかも、テスラ社CEOイーロン・マスクの20年来の盟友と言われているんだ。

電気自動車に限らず、本書はアメリカの最新技術動向を中心に組み立てられているよ。

それもあるけど、アメリカ人のポジティブな思考を感じて、
そこがすごく学びになったよ。

例えばアメリカでは、自動運転どころか空飛ぶ車の実用化に向けて
法整備の検討が実際に始まっているんだって。

日本だと技術的に実現できるとしても、法整備の関係で実用化がなかなか進まないよね…

ボクは国民性の違いだと思うよ。
「国民がリスクを許容できる範囲」が他国に比べてせまいと思うんだ。

でもね、自動運転を例に出すと、交通事故の原因の90％は人的ミスと言われているんだよ。
だから安全性の観点でいうと、人間が運転席に座らなくなればリスクの90％が消えるとは考えられない？

洋書はそんな価値観の違いも堪能できるから面白いよ。

それじゃあ、『2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ』を
お得に読む方法を紹介するね！

電子書籍はセールやクーポンが多くてお得！

おすすめを選出したから自分に合うサイトを選んでね。

ボクは普段DMMブックス、Book Live、ebookjapanで買うことが多いよ。

残念ながら『2030年：すべてが「加速」する世界に備えよ』はボクが使っている
audibleもaudiobook.jpも今のところ取り扱いがないよ。

そんな方に向けておすすめを3冊紹介するね。

マネーの視点から見る未来予測本だよ。
未来予測を投資に役立てたい方におすすめ！

色んな論説の元ネタと言われる名著『ポスト・ヒューマン誕生』の編集版だよ。
著者は未来学者で、2045年の未来を描いた世界中で読まれている良書！

シンギュラリティ大学3部作の内の1作！
ピーター・ディアマンディスさんが序文を書いているよ。

世界最先端の未来技術に関心のある方に読んでほしいね。

自信をもっておすすめするよ。
素敵な読書ライフを楽しんで！

最後まで読んでいただきありがとうございました。