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【No.7】ブックレビュー|『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』|ピーター・ディアマンディス/スティーブン・コトラー|NewsPicksパブリッシング

この本を読めば、テクノロジーに無頓着な方でも、世界最先端技術の融合によって「2030年までに驚くべき速さで世界が変わっていく理由」がわかります。

この記事でわかること

  1. 本の概要
  2. 管理人るきの独自採点
  3. 読書目安時間
  4. この本をオススメする人
  5. この本の次に読むオススメ本

こんにちは、るきです。


RUKI BOOKS ブックレビューシリーズ第7回!

今回は『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』ピーター・ディアマンディス/スティーブン・コトラー 著(NewsPicksパブリッシング)をレビューします。


では、さっそくいきましょう♪

この記事を書いている人
  • RUKI BOOKS管理人
  • 年間120冊読書
  • 独自の10項目で本を採点
  • 1冊ごとの読書時間を計測
るきです!
目次

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』ってどんな本?

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の画像

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』のスペック

タイトル2030年:未来が「加速」する世界に備えよ
著者ピーター・ディアマンディス / スティーブン・コトラー
出版社NewsPicksパブリッシング
発売日2020年12月22日
ページ数499ページ
キャッチコピーイーロン・マスクの盟友が「未来」を完全ガイド!

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ 』の内容

2030年というと、今から約10年後。

本書は、今後10年間に起こる社会の変化を、テクノロジーの観点からまとめた「近未来が一望できる未来予測本」です。


著者は「テスラ社CEOイーロン・マスクの20年来の盟友」という謳い文句であり、世界最先端の技術、とりわけアメリカの最新技術動向を中心に組み立てた未来予測となります。

取り上げているテーマは、「産業・ビジネス・ライフスタイル」と多岐にわたりますが、そのどれもがとても専門的。


洋書独特の重厚感、聞きなれない専門用語など、他の未来予測本に比べて少し読書難易度は高めですが、「未来のエキス」が凝縮されたような濃密さを感じる一冊です。

るき

読書時間は4時間越え!
なかなかのボリューム感でした


いまの生活ぶりを考えると、本書で紹介されている「空飛ぶ車」や「ハイパーループ」などが、本当に10年後に実現するのか懐疑的に見てしまいます。

しかし、今まで個別に進歩してきた「エクスポネンシャル・テクノロジー」がコンバージェンス(融合)して、波をうつように加速度的に進化していくと著者は言います。

エクスポネンシャル・テクノロジーとは、「指数関数的に成長していくテクノロジー」のこと。
従来の技術が直線的で予想のつきやすい成長を遂げるのに対して、予測できないような急速で大きな変化を遂げる技術のことを指します。

エクスポネンシャル・テクノロジーの例

  • 量子コンピューティング
  • AI
  • 輸送ネットワーク
  • ロボット
  • VR
  • AR
  • 3Dプリンタ
  • ブロックチェーン
  • 材料科学
るき

今までの10年と、これからの10年では
スピード感が全く異なるのですね!

未来予測本は世の中にたくさん発売されていますが、他本と違う最大の特徴は、その圧倒的なスピード感。

今の延長線で考えると、「2050年か2060年くらいの話しかな?」と思ってしまいますが、

タイトルにもあるように、2030年と想像よりも何倍も早く「シンギュラリティ」がやってくると著者は主張しています。

シンギュラリティとは、「技術的特異点」のこと。
人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点、またそれによる人間の生活に大きな変化が起こる概念を指します。

テクノロジーの視点から描く、ポジティブな2030年の未来予想図。

読んでいるだけでとてもワクワクする世界が、もうそこまで来ています。

るき

気になった方はぜひ読んでみてください

著者① ピーター・ディアマンディスについて

著者はこんな人
  • 1961年生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身
  • エンジニア、医師、起業家
  • Xプライズ財団CEO、シンギュラリティ大学創設者
  • 世界の偉大なリーダー50人に選出

1994年、民間宇宙開発を支援する「Xプライズ財団」を創設。

2008年、人類規模の課題解決をめざす教育機関「シンギュラリティ大学」をシリコンバレーに創設。

2014年、フォーチュン誌「世界の偉大なリーダー50人」に選出。

るき

他にもたくさん宇宙系や医療系の会社の起業に携わっている
シンギュラリティの第一人者です

著者② スティーブン・コトラーについて

著者はこんな人
  • 1967年生まれ、アメリカ・シカゴ出身
  • ジャーナリスト、作家、起業家
  • フローリサーチコレクティブの共同創業者
るき

著者のお二人は今までにもタッグを組んで
共著を何冊も出版されている名コンビです

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の採点

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』のるきスコア

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』のるきスコア
※個人の感想です
読書難易度
初心者向け
中級者向け
上級者向け
年代
10代
20代
30代
40代
50代
性別
女性向け
どちらでも
男性向け
こんな人にオススメ
  • 世界の最新技術動向を知りたい方
  • 将来のビジネスのヒントを得たい方

読書目安時間  4時間31分

『 2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』からの学び

世界のどこかで想像よりも早く訪れるドラえもんの世界

「本当に10年後こんな世界になるの?」

というのが、本書を読んだ最初の感想です。


しかし、著者はテクノロジーの加速度的な進歩を大真面目に主張しており、

シンギュラリティを信じてやまない姿勢が、

10年後、本当にドラえもんの世界を実現させてしまいそうな期待感を抱かせます。

るき

でも、海の向こう側の話ですよね…

デジタル後進国「日本」

2015年頃に、私が中国の観光名所を訪れたときのことです。

沿道になにやら紙をもって、こちらにアピールしてくる人たち。

なんとそれは、外国人観光客にQRコードを差し出してくる“物乞い”でした。

当時の日本では、まだ電子マネーがそれほど普及していません。

でも、お隣の中国ではホームレスさえデジタル化の波に乗っていることに驚愕しました。

るき

デンマークでは2017年に紙幣の印刷をやめ、
スウェーデンでは支払いの80%がデジタル化されているそうです


読書をしていると、否が応でも気づいてしまう、日本がデジタル後進国であるという事実。

中国での体験により、身をもって実感しました。

その背景には、やはり日本特有の国民性にあると感じています。

日本的思考とアメリカ的思考

例えば、自動運転。

日本では技術的に実現できるとしても、法整備の関係で実用化がなかなか進まないことが懸念されています。

その点アメリカではなんと、自動運転どころか空飛ぶ車の実用化に向けて、法整備の検討が実際に始まっていると言います。

るき

スピード感が全く違いますね


本書の著者はアメリカ人のお二人。

読んでいて強く感じたのは、アメリカではどうすれば実現できるかという前向きな思考をしていること。

一方、日本ではどうすれば万人が納得できるかという、「国民がリスクを許容できる範囲」が他国とは異なるように感じました。

メリットに目を向けよ!

企業でもこんな光景を目にしないでしょうか?

効率化のために新しいシステムを導入したのに、使い慣れているからという理由で古いシステムを使い続ける人。


ブログ各界でも、2019年にブロックエディターという新たな記述方式が導入された一方で、従来のクラシックエディターを使用されている方がまだまだ多いのも、同じ話かと思います。

るき

私はブロックエディター派
めちゃくちゃ使いやすいです

先述の自動運転に目を向けると、交通事故の原因の90%は人的ミスと言います。

つまり、人間が運転席に座らなくなれば、リスクの90%が消えるとは考えられないでしょうか?

自動運転が不安だという気持ちはわかりますが、信用できないというのは安全性の観点では矛盾しているようにも感じます。


日本でも、テクノロジーの進化は海の向こうの話ではなく、自分事として捉えることが重要です。

私たち一般人にできることは、変化を拒絶することなく技術革新を受け入れること。

メリットに目を向け、少しリスクを許容することで、早く安全・安心で便利な世の中になることを望んでいます。

るき

退路を断つ!
ということも、ときには必要かもしれません

まとめ

  • アメリカ最先端のテクノロジーから描く「近未来が一望できる未来予測本」
  • 技術が融合して、今後10年で加速度的にテクノロジーが進化すると主張
  • 扱うジャンルは広いが、そのどれもがとても専門性が高い
  • 洋書独特の重厚感と専門用語で、少し読書難易度は高め
ピーター・ディアマンディス他|NewsPicksパブリッシング
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『 2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ 』の次に読むオススメ本

『次の10年を決める「ビジネス教養」がゼロからわかる!5Gビジネス 見るだけノート』の画像

●タイトル
『次の10年を決める「ビジネス教養」がゼロからわかる!
 5Gビジネス 見るだけノート』

●監修
 三瓶政一

●出版社
 宝島社

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』が難しかったと感じた方にオススメするのは、『次の10年を決める「ビジネス教養」がわかる!5Gビジネス 見るだけノート』。

見るだけノートシリーズは「大人の学び直し」をテーマに、“本文のないビジネス書”として40タイトル以上、累計100万部を突破した人気シリーズです。

『2030年~』が技術的な裏付けも含めた学問書である一方、『5Gビジネス見るだけノート』はそれを図解・イラスト化し、視覚的にわかりやすくしたような一冊。

本書にササッと目を通すだけでも、テクノロジーが進化した未来の世界のイメージが湧きやすくなりますよ。

るき

では、また次の本でお逢いしましょう♪



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